TPP交渉 新薬特許延長 米が要求 漁業補助金削減も
2013.07.26 10:52

日本が参加した環太平洋経済連携協定(TPP)の第18回交渉会合が25日、閉幕した。交渉の中で、世界的な製薬会社を抱える米国が新薬の特許期間を延長するよう要求していることが現地の交渉関係筋の話で分かった。これに対し、マレーシアなどの新興国が強く反発しているほか、医療費を抑制するため、安価な後発薬の普及を進めている日本も慎重な立場で、今後の交渉の焦点の一つにになりそうだ。次回会合は8月22日~30日にブルネイで開かれる。
読売新聞 2013年7月26日 朝刊

